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ジョージ四世の夢のあと - ヴィクトリア朝を準備した「芸術の庇護者」



内容
ハノーヴァー王朝4代目ジョージ4世の話。ナポレオン1世がヨーロッパを席巻していた時代、摂生皇太子として戦争終結に導いた。なのに彼の死後、イギリス(自国)最高の新聞紙「タイムズ」は最悪の君主、放蕩者で政治を混乱させたと評価した。一部の人にはそう見えていた。バッキンガム宮殿を現在の建物に増築を命じたのは彼だ。批判される原因もここにある。彼は芸術、女、外交、儀式、など金が掛るこばかりしてきた。民衆を苦しめた面もあるが、彼の功績で現在のイギリスに多くの遺産が残る。近年再評価されてきている。著者はジョージ4世の良い面を書いている。人物の長所と短所の違いをきっちり書いている。

読んで
おやじは60年も王として君臨している。政治手腕で評価される偉大な人物。私の父がそういう人物だと困る。それはジョージ4世にも言えたのかもしれない。偉大すぎる父を超えようとしたら何をするか?父と同じ政治の道に突き進むしかないと思う。ジョージ4世もそう考えたのでは。知り合いの政治家に政権を握らそうとしたり、父が病気で政治に関与するのが難しくなると摂生をしようとした。けれども、父は病状が良くなり摂生はとん挫、知り合いの政治家とも金の面で揉めて政治面では上手くいかなかった。それは父を超えられないと評価されるのも無理はないと思える。だったら父を超えるには何をするか?別の分野で功績を残すしかないと考えたのではないだろうか。逃げではない。チャレンジしたのではないだろうか。芸術分野では父より優れていると感じて、湯水のように使った気持ちは分かる。そのために奥さんと政略結婚をし、金を工面しよとする当たりは徹底している。そんな結婚が上手くいくはずがないのだ。ただ悩みの種を増やした。彼は他にも愛する人がいて、宗教上離婚できないジレンマで悩む姿は人間臭さ満載でおもしろい。それに世間は奥さんの状況に同情する。この構図は現在のロイヤルファミリーにどことなく似ていると書いている。過去と現在を見る歴史の醍醐味だろうと思える。彼の死後どうなったかも書いているが、これまた偉大な在位60年級のヴィクトリア女王が出てくる。偉大な王が前後にいたのでは彼が霞むのはかわいそうだ。しかし、彼の功績がヴィクトリア女王に引き継がれイギリスの伝統の一つを作ったことはよかった。
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ウィリアム征服王の生涯


ポイント
現在のイギリス王室に繋がるノルマンディ公ウィリアムがのちにイングランド王になる生涯の話
感想
ウィリアムは今のフランスからイングランドへ渡り、イングランドを戦争によって王位に就く
昔のイングランドは統制された王がいたわけではなく、領主たちが混在して強いものが王についていた
王位継承の形で王になることがない群雄割拠の状態が続いていた
そこにウィリアムが入っていき税を調べることにより管理体制を築いて礎を作った
横文字と名前はなかなか覚えられなかった
何回か読むうちに理解できる本だと思った
物語性が強い作品だと感じた

歴史を読む(アイスランド小史)


ポイント
アイスランドへの移民、生活、政治、経済、宗教、戦争の歴史を紹介
感想
アイスランドは北欧にある国で、ノルウェー人が最初移民として西暦800年に入っていく
最初は農民9人の集団に首長1人がいて、それが集まり法や権利を話し合った
13世紀には8人の大豪族に支配されていき、そのうちノルウェーがアイスランドに関与して属国にする
その後ノルウェーがデンマークに支配され、イギリス、ドイツと14世紀あわただしく国々が関わっていく
18世紀には独立の機運が高まることでデンマークから自治権を少しずつ拡大していく
19世紀には第二次世界大戦で中立を保つが、アメリカ、イギリスが入てくる
1944年にデンマークから独立を国民投票で決め、6月17日にアイスランド共和国が誕生する
アイスランドはヨーロッパとアメリカの中間にあり地理的に重要な場所だから大国は重要視するんだなと思った
漁業や女性の権利については勉強になった
女性の権利が早くから尊重され大統領も輩出している
権利でいえば労働運動が強く、政治に絡んでくるので、インフレがすごく、政策の足かせにもなっている国と思った
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